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ZTS にゃんとビックリな3割増配

ペットや家畜向け医薬品大手のゾエティスが12月の荒れた相場下でも高値を更新しています。

自社株買いの増額と30%増配を発表

12月7日に、35億ドルの自社株買い枠を承認し(従来は20億ドル)、1株当り四半期配当を従来から30%増やしました。

経営陣は、「財務パフォーマンスは引き続き好調で、株主に資本を還元しながら継続して重要な投資を行うことを可能としている。今回の新しい自社株買いと増配は資本アロケーションの優先度の一貫として株主に対する還元に対する継続コミットメントを示している」と述べています。

7-9月期はペット部門が21%増収と好調が続く

ゾエティスは2021年7-9月期決算が、ペットのコンパニオンアニマル部門の売上高が前年同期比21%増収の12.02億ドル、家畜のライブストックは横ばいの7.67億ドルで、ペットブームの恩恵が継続しています。犬用の寄生虫駆除薬「シンパリカトリオ」の売上高が同140%増と好調でした。

また、犬や猫向けの変形性関節炎向けのモノクローナル抗体新治療薬の「Librela」と「Solensia」の売上高が初めて四半期すべての期間で形状され、欧州で獣医師やペットオーナーから評価がポジティブとのことです。寄生虫駆除や関節炎は、ペットを飼う以上、高齢化も相まって今後も需要が期待される分野であり、コロナ渦でのペットオーナー増加数が減速したとしても、こうしたヘルスケア需要は引き続き期待できます。

長期安定成長力が強まる 食糧需要とペット需要

また、ヘルスケア分野では診断事業も長期的に注目されます。7-9月期は健康診断による診察が前年同期比7%増えました。ペットオーナーによる診察目的での来院が、ゾエティスの診断機器事業に継続的にポジティブとなりそうです。まだ業績に大きな貢献は示していませんが、同社はペット向け保険事業も開始しています。

一方、ライブストックはジェネリック薬との競合の影響などを受けて低迷していますが、会社は今後、少しずつ事業が底打ちすると期待しているようです。当面はペット向けビジネスが好調を示すことが期待されますが、食糧需要の増加というテーマ(ライブストック)も持ち合わせており、引き続き同社の長期安定成長性に注目しています。

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