HON JNJ MSFT PH 増配 配当金

J&Jやパーカーハネフィンから約6,400円を受領 連続増配60年超

6月5日〜9日に、パーカー・ハネフィン、ハネウェルインターナショナル、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、マイクロソフトから、合計6,432円の配当金を受領しました(約定日ベース、1ドル=139.4円換算)。

年初からの累計は9万5660円となりました(1週当たり平均で約4,159円)。

パーカー・ハネフィンとJ&Jが新たに増配となりました。それぞれ、67年連続61年連続増配です。

配当利回りが高いのはJ&Jで、2.97%です。

  • パーカー・ハネフィン(PH ): 67年連続増配、最高値更新が間近
  • ハネウェルインターナショナル(HON ): 航空機関連が持ち直す テクニカルは好転の兆し
  • ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ ): 苦境が続く、3%近い配当利回りが支え
  • マイクロソフト(MSFT): 最高値更新が迫る バリュエーション妙味は大きく低下

パーカー・ハネフィン(PH ): 67年連続増配、最高値更新が間近

パーカーはモーションコントロール技術大手で、動くほとんどのもので採用されています。

航空・宇宙、温度調節、電気機械、フィルター、液体およびガス処理、水圧、空気圧、プロセス制御、シーリングおよびシールディングなどで利用されており、世界の工業活動に密接に関与しています。

最近は航空機部品企業を買収したことで、航空機関連のエクスポージャーが増えています。

今回6月の増配で、67年連続増配となりました。

株価は最高値の更新が間近になっています。MACDはゴールデンクロスが接近中です。

ハネウェルインターナショナル(HON ): 航空機関連が持ち直す テクニカルは好転の兆し

同じく資本財セクターの銘柄で、コングロマリットです。

航空機関連が堅調な一方、住宅向けソリューションが鈍化、コロナ渦で盛り上がっていたEコマースシステムが低調と、好調な事業もあればそうでない事業もあり、良くも悪くも業績分散化が図られています。

主力の航空機関連が回復基調を強める中、前期から、通期業績見通しは地味に上方修正を続けています。

世界景気減速が逆風ではありますが、景気敏感銘柄の中では相対的に業績の底堅さがみられる、いわゆるクオリティ系の銘柄になります。

株価はファンダメンタルズ面からモメンタムに乏しい状況ですが、テクニカル上では50週線を支えに底堅く、MACDのプラス転換が期待できそうです。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ ): 苦境が続く、3%近い配当利回りが支え

こちらもファンダメンタルズ上はモメンタムに欠けています。

今年はタルク訴訟での和解費用支払いなど逆風に見舞われ、ディフェンシブ銘柄としては脆い株価展開となっています。

コロナ明けで医療機器ビジネスは徐々に明るさが戻ってくると期待できそうなほか、3%近い配当利回りが株価のサポート材料です。

底打ちを試してきた150ドル台前半(200週線近辺)は、当面の下値サポートとして機能しそうです。

マイクロソフト(MSFT): 最高値更新が迫る バリュエーション妙味は大きく低下

AIで一世を風靡し、引き続き安定増配が期待できそうです。

ひとまずは最高値の更新が見込まれるところですが、配当利回り(0.8%)などの観点からバリュエーション妙味は低下してきています。

Open AIの機能を搭載した様々な製品が実際に収益寄与するのは2024~2025年頃かと思われるため、株価は行きすぎた過熱感には警戒したいところです。

市場参加者もそのあたりはある程度理解しているようで、株価は好調ながらも、エヌビディアと比べれば物色は比較的限定的となっています。

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