10/23~27に、マコーミック(MKC)とマーベル・テクノロジー(MRVL)から合計1,429円の配当金・分配金を受領しました(約定日ベース、1ドル=150.15円換算、終値は10月27日)。
年初からの累計は22万3451円となりました(1週当たり平均5,197円)。
米国株式市場が一段安となる中、半導体のMRVLにも売り圧力が強まりました。
一方、米国債利回りの上昇に歯止めの兆しが見られ、これまで売り崩されてきた生活必需品や公益事業は下げ渋りを試す展開となっています。
まだ予断を許しませんが、MKCも年初来安値からはやや持ち直しました。
マコーミック(MKC)
株価が大きく下落したことで、配当利回りは2.48%とようやく”生活必需品銘柄らしい”水準に上昇してきました。
割高の印象を強めていたPER(終値÷FY24予想EPS)も21倍台と、セクター並みに低下しました。
業績は順風満帆とは言えないので、株価は割安とまでは言えませんが、1桁%台後半の増益予想で21倍であれば許容水準に入ってきます。
コロナショック直後以来の安値水準である現株価でなんとか踏みとどまって欲しいところです。
マーベル・テクノロジー(MRVL)
生成AI人気からMRVL株も物色されましたが、他の半導体株と同様に地合い悪化や地政学リスクが高まる中で株価は調整色を強めています。
年初来ではまだ27%高ではありますが、5月の急騰前の水準に徐々に接近しています。
AI向け製品需要が期待されますが、半導体市場の低調は続いており、今2024年度(2024年1月期)は大幅減益が予想されています。
配当は据え置きが続いており、配当利回り面での魅力はありません。
PER(終値÷FY24予想EPS)は30倍に低下しており、増益を織り込む局面では株価反発が期待される水準です。