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3Q販売で急落のテスラ、8%安は妥当か 

週末に発表した7-9月期生産・出荷台数(及びAI day)を受けて、テスラ株が3日に8.6%安と急落しました。36.5万台の生産台数に対して、出荷が34.3万台と市場予想を下回りました。なお、4-6月期は生産25.9万台、出荷25.5万台と、生産と出荷台数に大きな開きはありませんでしたので、販売が生産を約2万台(6%)下回った7−9月期に対する株価の反応としては3日の急落は概ね合理的だったと言えます。

会社側は7−9月期の生産>出荷台数に関して、物流の問題を挙げています。通常、四半期末にかけて生産が増える中、リーズナブルな費用で物流を確保することが困難になっているとしています。また、7−9月期は各需要地に沿った生産体制を取り始めたことで、四半期末にかけて配送が増える傾向になったようです。

半導体不足など部材に関するネガティブコメントがなかったことは朗報の1つと言えるかもしれませんが、市場では、物流費の高騰による利益率の低下や配送遅れによる機会損失のリスクを危惧しているようです。

ただ、アナリスト(UBSやGS、モルスタなど)の評価は総じて悪くない内容のようです。まず、生産が予定通り進行していると思われる点をポジティブに上げています。加えて、本質的な需要も堅調であることも強気継続のポイントとしています。完全自動運転を支援するソフトウェアFSDベータ版のユーザー数は16万となっており、規制当局の課題はありますが、自動運転のサブスクリプション収入を期待する向きもあります。物流に関しては、ゆくゆくは原油高一服によるコスト抑制や配送キャパ改善を期待したいところです。今のところ、7-9月期生産販売台数の発表を受けて、目標株価を引き下げる動きは聞かれません。

テスラの目標株価コンセンサスは299ドルとなっています。

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