LLY ヘルスケア 増配

医薬品で大幅増配続く イーライリリー(LLY)も15%増配

医薬品大手のイーライリリー(LLY)が8日の場中に、1株当たり四半期配当の15%増配を発表しました(2024年3月支払い予定)

先日のペット医薬品大手のゾエティス(ZTS)に続き、医薬品銘柄で大幅増配が続いています

2023年7-9月期も糖尿病治療薬が好調

LLYは2023年に株価が大躍進を遂げている銘柄で、糖尿病・肥満症治療薬「Mounjaro(マンジャロ)」の急成長が好感されています

2023年7-9月期の同薬の売上高は7.5倍の14.1億ドル(4-6月期は9.8億ドル)と、市場予想の12.6億ドルを上回る好調でした

米国で11月に肥満症治療薬でも承認

マンジャロは糖尿病治療薬として利用されていますが、11月には米FDAが同薬を肥満症治療薬としても販売を承認しました。

名称は「ゼップバウンド」(一般名チルゼパチド)で、今後の決算での貢献が期待されます。米国で年内に利用可能となり、定価は月1059.87ドルです

需要の強さから供給が間に合っていない状況でもあります

肥満に適用可能なことから、糖尿病よりも利用層が拡大し、外食やスナック菓子企業の業績に脅威となる見方も出ているほどです

そうした需要への最終影響は時間が経過しないと定かでない、というのが業界や関係企業の見方で、ウォール街ではカロリー面で総需要の数%程度の逆風になるとの見積りがされています

肥満大国のアメリカを中心に需要が期待されるところですが、肥満治療薬はその価格の高さから、需要の拡大・継続性には一部で疑問符もつきます。

肥満率の高い人は比較的低所得層に多いとされています。治療薬は継続的に服用しないと効果がないとされていることから、一部のアナリストは、服用から1年後には継続服用率が低下するのではと予想しています

一方で、「せっかく高額の薬を服用するのだから減量効果を出したい」というモチベーションが服用者で高まり、スポーツやジム関連企業の業績に追い風になるとの見方もあります

各企業への影響度は現時点では正確に予想することは困難ですが、様々な業界に追い風、逆風をもたらすであろう肥満症治療薬(総称「GLP-1薬」)の動向に、今後も目が離せません

LLYの業績予想・株価

2023年度(12月期)の調整後EPSは、買収した企業の開発費用を約30億ドル計上したことで減益見込みですが、来期以降も強い利益成長が市場で予想されています

1株当たり四半期配当金は15%程度の増配が続いています

株価は600ドルを超えたあたりで一服感が出ていますが、最高値圏で推移しています

LLY株のトータルリターン

私はLLY株を2022年11月に新規取得し、評価益は+69%となっています

配当金は累計で1,000円ほど受領しました

毎年コンスタントに2桁%増配を行っていますが、株価が強いため配当利回りは1%を切っています

時価総額は約5,700億ドルと、J&J(3,700億ドル)も大きく引き離し、S&P500でトップ10にランクインしています

強固な開発力を有する同社は、米国医薬品業界での最強銘柄になったと思います。今後も成長を期待しています

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