防衛大手ロッキード・マーチンが9月30日に1株当たり四半期配当を2.8ドルから3ドルへ増配しました。ここ数年は、0.2ドルの増配が続いています。
7月19日発表の2022年4-6月期(2Q)決算では、2022年度通期のセグメント営業利益、営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフロー見通しを据え置きました。
2Qの売上高は前年同期比9%減の154.46億ドル、調整後EPSは2%減の6.32ドルと減収・減益でしたが、フリーキャッシュフローは8%増の10.27億ドルと増加しました。
今期売上高は約652.50億ドル(4月時点の予想は660億ドル)、セグメント営業利益は約71.75億ドル(変わらず)、希薄化後EPSは約21.55ドル(26.70ドル)、フリーキャッシュフローは60億ドル以上(変わらず)の見通しとしています。
市場予想では、来期2023年度は調整後EPSで22%増益が予想されている中(24年度は成長減速見通し)、予想PER10倍台半ば、配当利回り2.8%はバリュエーション妙味があると言えます。