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ユナイテッドレンタルズ、6年間で7割増収を目指す

建機レンタルのユナイテッドレンタルズが31日にインベスターデーを開催し、2028年12月期の業績目標を開示しました。

収入は約200億ドル、調整後EBITDAは約100億ドル、ROICは15%超としました。

収入は2022年度の116.4億ドル、調整後EBITDAは56.2億ドルから、それぞれ約71%増、約78%増です。

過去5年の年間成長率が11.9%、12.2%であったこと、米インフラ法やサプライチェーン回帰の動きなどを踏まえると、決して不可能な数字には映らない水準と言えそうです。

米インフラ法(5年超で5,000億ドル超の市場拡大)、EV(5~10年で3,000億ドル)、半導体(同2,000億ドル)、北米LNG(同1,000億ドル超)、インフレ抑制法(10~20年で約1兆ドル)などを事業機会としています。

今期見通し(収入137億~142億ドル、調整後EBITDA66億~68.5億ドル)は据え置きました。

31日の株価は、市場で利益確定売りが優勢となる中、3.7%安ね333.79ドルでした。

3月の銀行危機による商業用不動産など、同社がメインとする非住宅投資の落ち込み警戒や、昨年末に買収したAtern組入による効率性低下への懸念が、最近の株価の重荷となっています。

アナリストの目標株価平均は459.74ドルです。

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