DIS

デジタルの進化を発揮し始めたDIS

12日にディズニー(DIS)の株価が4%上昇しました。

傘下のマーベル・スタジオが製作した「Black Widow」が好調です。12日の発表によると直近の週末で世界の興行収入は2.15億ドル以上となり、うちDisney+が6,000万ドル超となりました。

Black WidowはAvengersのスピンオフ的な映画であり、コンテンツ資産を有効に活用できる戦略です。

経済再開に伴いアメリカの映画館の客足が戻っているようで(上記金額のうち8,000万ドルが北米)、本作はCOVID-19以降で最大の興行収入となりました(2019年12月の「Star Wars Episode IX: The Rise of Skywalker」以来の大きさ)。そうした映画館向け収入が戻る中でも、Disney+がしっかりと稼いでいることが注目だと思います。

Disney+はプレミアアクセスと呼ばれる、月額料金とは追加の金額を支払うことで新作映画を見れるサービスですが、このプレミアアクセスによる視聴が増えたとのことであるため、DISのデジタルコンテンツに対するニーズの強さが窺えます。

DISでもう1つ注目したいのは、値上げ力です。DIsney+はネットフリックスが日本で月額1,000円超であるのに対して770円と、破格とも言える安さです。マネジメントは、徐々に値上げを考えていると思います。かなり保守的な料金設定をしたということで、値上げはおそらく2022年以降になると思いますが、利益拡大余地を大きく残していることはポジティブです。

幅広い年代に好まれているコンテンツですので、ネットフリックスなどと共存共栄は高い確度で進むと見ています。ちなみにDISは直近で、傘下のESPN+の月額料金を7ドルへと1ドル引き上げると表明しました(17%の値上げ)。適用は8月13日より。

ただし、Disney+はHuluとのバンドル価格は月14ドルで据え置きです。単独のコンテンツで14ドルでなく、スポーツのESPNとアニメや映画のDIsney+、ドラマなどのHuluの合計で14ドルということから、とても魅力的なサービスと言えるでしょう。

DISの株価自体は、コロナで苦戦していたテーマパーク事業の回復が目先期待できます。Disney+のさらなる飛躍とともに、今後の展開に大いに注目したいと思います。

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