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サービスナウが業績警告、MSFT4%安

クラウドソフトウェア大手のサービスナウのCEOがテレビ番組で業績警告をコメントし、12日の株価は13%安と急落しました。

ソフトウェア株全般が売られ、マイクロソフトも4%安でした。

サービスナウCEOは、マクロの逆風が強まっている、環境は良くない、などと述べ、業績予想の下方修正が示唆されました。

ここもと半導体需要に警戒が高まっており、為替のドル高はグローバル企業に明確な逆風(ペプシコは4-6月期売上高に3%のマイナス要因)となるなど、ハイテク企業業績への懸念は出ていました。

ただし、相対的に堅調とみられていたクラウド企業にも、為替以外の逆風が増している可能性を示唆するものとして、サービスナウのコメントに投資家は危機感を強めたようです。

サービスナウの今期予想調整後EPSは7.34ドルがコンセンサスですが、この予想は3ヶ月前から変わっていないため、株価は環境悪化を十分に織り込んでいるとはいえなかったでしょう。

ドル高に関してはマイクロソフトが既に4-6月期予想を下方修正済みですが、パソコンやスマートフォンなど軟調が予想されている分野に加えて、データセンター分野にも需要鈍化が広がっているのか、今回の決算で注目されます。

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