好調な4-6月期決算を受けて、アルファベットが最高値を更新しました。
今のところ、GAFAM系で決算後の高値更新は同社のみです。ネット広告が好調で、グーグルの広告収入は前年同期比69%増、なかでもYouTubeが84%増と驚異的な上げをみせました。全社の営業利益率は前年同期の17%から31%へ躍進しました。
TikTokに似たYouTube Shortsは日次閲覧数が150億回を超えました。
前年同期のパンデミック直後は全体的に広告出稿が抑えられていたため、反動増がすさまじい勢いとなっています。足元では小売業界の広告出稿が増えています。7-9月期以降は前年比較が厳しくなるとしていますが、当面は広告増が続きそうです。
グーグルクラウドの営業赤字は前年同期の14億ドルから6億ドルに減りました。収入は54%増加しました。Google Workspaceなど好調な需要が続いています。
今回、新たにA株(GOOGL)を自社株買い対象に加えました。もともと、議決権のないC株を対象にしていましたが、昨年来からC株のほうがパフォーマンスが優れていたのが、今回追加の背景と思われます。
私はA株を保有しているので、嬉しい発表でした。