AAPL APD PG SBNY TXN 増配 配当金

アップルやP&Gから約8,200円の配当金を受領、SBNYやAPDが増配

  • エアープロダクツとシグネチャーバンクが新たに増配
  • テキサスインスツルメンツは今期フリーキャッシュフローの100%を株主還元に
  • アップルとP&Gは次決算で増配予定(P&Gは66年連続増配中)

2/13~17に、アップルやP&G、テキサスインスツルメンツなどから、約8,200円の配当金を受領しました(1ドル=134円換算)。

年初からの累計は、2万231円(前年同期1万31921円)です。

エアープロダクツとシグネチャーバンクが新たに増配

産業ガスのエアープロダクツ・アンド・ケミカルズ(APD)は、新たに8%増配となりました。41年連続増配です。

10-12月期決算では、サウジアラビアの再生可能エネルギープロジェクトであるNEOMに対するキャッシュ投資計画額が従来から引き下げられたことなどが嫌気され、株価は急落しました。

年間配当利回りは2.5%です(2月17日終値)。

仮想通貨企業なども顧客とし、ブロックチェーンを用いた金融システムを手掛ける銀行のシグネチャー・バンク(SBNY)は、新たに25%増配となりました。

年初来でビットコインなどの仮想通貨市場が持ち直していることから、株価は反発基調にありますが、依然として最高値から大きく急落した水準にあります。

同行は仮想通貨企業(取引所など)には貸付は行っていませんので、リスクは限定的ですが、そのようなデジタルアセット企業向けの預金の伸びが低迷しています。

金利高騰下での良質な(金利が高くない)預金獲得能力が大手銀と比べて低く、利ざやの悪化につながるなど、業績は厳しい状況にあります。

年間配当利回りは2.25%です。

テキサスインスツルメンツは今期フリーキャッシュフローの100%を株主還元に

アナログ半導体のテキサスインスツルメンツ(TXN)は、パワー半導体が注目されている電力や産業、自動車系半導体の一角として、株価は底堅い展開にあります。

同様の半導体では、特にアナログ・デバイセズ(ADI、最高値更新)、モノリシックパワーシステムズ(MPWR)などが好調で、テキサスインスツルメンツはこれらの銘柄と比べると出遅れている状況ですが、高配当利回りが株価のサポートになっています(年間配当利回り=2.83%)。

テキサスインスツルメンツは10-12月期決算発表後の2月2日に、資本配分計画のアップデートを行い、2023年12月期のフリーキャッシュフローの全額を株主還元に充てるとしました。

40-80%を配当支払いに充て(現在19年連続増配中)、残りを自社株買いに充てます。同社は米国内に300mmウエハ製造工場を次々に建築中で、チップコストの低減を進め、フリーキャッシュフローの増加にも繋げる狙いです。

売上高は2026年度に約300億ドル、2030年度に約450億ドルを目指しています(2022年度実績は約200億ドル)。

アップルとP&Gは次決算で増配予定(P&Gは66年連続増配中)

アップル(AAPL)とP&G(PG)は、次決算で増配予定です(P&Gは66年連続増配中)。

アップルの年間配当利回りは0.60%、P&Gは2.61%です。

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