2024年第14週(4月1~5日)に、ブロードコム(AVGO)やナイキ(NKE)、ペプシコ(PEP)など11銘柄から、合計8,842円の配当金を受領しました(約定日ベース、金額は税引後、1ドル=151.35円換算)
前年同週比+106%でした
(配当利回り、株価終値、ドル円は4月5日)
年初来株価:ブロードコムが+20% ナイキは年初来安値
4月5日時点で年初来騰落率が最も高いのはAVGO(+20%)で、ドミノピザ(DPZ、+17.1%)、マリオット(MAR、+12.6%)となっています
その他の銘柄はS&P500(+9.1%)をアンダーパフォームしています
AVGOはAI需要、DPZやMARは一部の消費財や外食株が軟調(ナイキやスターバックスなど年初来安値)な中で堅調です
DPZはコロナ反動からの落ち込みが緩和しつつあり、MARは旅行需要減速の懸念が強まる中でも出張需要など業績の支えになっているようです
ナイキは決算発表と同時に示した、今年の後半にかけて減収となる見通しが嫌気されました。不採算の商品やブランドの削減を進めることでターンアラウンドへの転換に取り組んでおり、HOKAやONなど競合影響も強まっているとは思いますが、年内にはなんとか業績悪化トレンドの底を打つのではと個人的に期待しています
外食や一部消費財とともに化粧品関連の需要低調も意識されており、今週は化粧品小売りのアルタ・ビューティーがウォーニングを出していました。香水受託生産のインターパルファン(IPAR、-8.9%)が軟調です
4銘柄が増配 ドミノピザが+25%
DPZ、IPAR、インターコンチネンタル(ICE)、シュルンベルジェ(SLB)の4銘柄は増配でした
増配率はDPZが+25%、IPARが+20%と高いです
配当利回り: ペプシコが2.99%
配当利回りはPEPが2.99%と最も高く、ロッキード(LMT)、IPAR、SLBが2%台です
PEPは生活必需品銘柄の中では比較的株価は健闘しています。LMTは中東緊迫化でやや物色が出ていますが、株価のレジスタンスラインを抜けるほどには動意付きがみられません
SLBはサウジアラムコの設備投資削減が株価の重荷となりましたが、足元の原油高で持ち直しています
2024年配当収入: 12万7237円(+42%)
2024年の累計配当収入は12万7237円で、前年同期比+42%となっています