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10/2~6に、ペプシコ(PEP)やブロードコム(AVGO)、アルベマール(ALB)、ナイキ(NKE)など10銘柄から、合計5,662円の配当金を受領しました(約定日ベース、1ドル=148.8円換算)。
年初からの累計は21万6510円となりました(1週当たり平均5,413円)。



年初来で株価が好調なのはAVGOで、51%高です。
AVGOは配当利回りが2%超あり、業績自体もやや減速ながらデータセンター向けの成長が期待されているので、高金利の中でも株価は底堅い状況です。
マリオット(MAR)や香水メーカーのインターパルファン(IPAR)も堅調です。
株価が年初来で軟調なのはリチウム掘削のALBやNKE、ナスダック(NDAQ)、PEPで、ALBは26%安です。
NKEは決算と見通しで業績底打ち感が見られ始めていますが、会社は今後のマクロ環境に慎重姿勢を示しており(10月からは学生ローン支払いが再開)、株価の本格的な復調にはまだ時間がかかりそうです。
ALBはEV需要は追い風ですが、リチウム価格上昇の一服が減益要因になっています。
PEPはイーライリリー(LLY)などが開発・販売する減量薬が食欲減退をうながし、スナック菓子などの需要に逆風との見方が強まっています。直近ではドミノピザ(DPZ)にも売りが波及しています。
糖尿病を治療し、グルコースモニタリング(CGM)装置を利用する米国人は数百万人規模と言われ、減量薬自体はどこまで保険適用されるか不透明な中で、PEPなど生活必需品株が急落することにはいささか疑問を感じます。
どこまで食欲が減退するかは定かではないので、安易な判断はしづらいですが、年間5~10%も需要が減るような話ではないだろうと推測しています。
ただし高金利は明確な逆風なので、金利上昇に一服感が出るまではPEPはじめ生活必需品株には厳しい状況が続きそうです。
なお、PEPは直近の株価下落を受けて配当利回りが3%を超えました。
EPSの予想増益率が比較的高いのはADP、AVGO、DPZ、IPAR、MAR、NKEなどです。
直近で増配率が高いのはMAR(+30%)やIPAR(+25%)、ADP雇用統計でお馴染みのADP(+20%)です。
配当利回りが高いのはPEP、AVGO、ADPで、2%を超えています
。
ADP(ADP)


アルベマール(ALB)


ブロードコム(AVGO)


ドミノピザ(DPZ)


インターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE)


インターパルファン(IPAR)


マリオット・インターナショナル(MAR)


ナスダック(NDAQ)


ナイキ(NKE)


ペプシコ(PEP)

