マコーミックが29日に増配を発表しました
1株当たり四半期配当、を0.37から0.39ドルへ5.4%引き上げました。37年連続増配となります。配当は1925年から毎年支払いを続けています。
29日終値に対する配当利回りは1.86%です。
もっとも、インフレが総じてマイナス影響となっており、業績は厳しい状態が続いています。
コロナ禍での自宅需要が追い風になった前期から一転、外食需要の増加では需要減速を補いきれず、市場予想では2022年11月期は調整後EPSで13%ほどの減益が見込まれています。
PERが30倍弱と引き続き割高であり、株価は良くて横ばいの展開が当面続くとみています。配当利回りは2%台のマクドナルドやペプシコよりも低いので、妙味が低いと言わざるを得ません。
私は32株保有しており、ドル高でなんとか評価損益はプラスとなっています。今年は4,000円ほどの配当を受領しています(評価額に対する利回りは1%程)。