11/14~18は産業ガス大手のエアープロダクツやP&G、テキサスインスツメンツ、債券ETFから8,100円の配当金・分配金を受領しました(1ドル=139円換算)。
TIの株価は高値から10%ほど下げた水準で、業績では自動車向けの半導体が底堅さを発揮する可能性、そして2.8%の配当利回りがサポートになっている印象です。
保有株の中では最も多額の配当金を得ている銘柄で、気になっています。
エアープロダクツは、ここもとの中国ゼロ・コロナ緩和観測と先日の7-9月期決算を受けて株価上昇が目立っており、300ドルを目前にしています。
売上高の24%がアジアであり、中国経済に持ち直しが見られれば景気敏感の産業ガス関連銘柄には追い風になると言えます。
売上高の約50%は「オンサイト」型と言われる供給形態で、比較的ディフェンシブと言えます。顧客の工場近くにガス製造施設を作り、売上高は15~20年の長期契約に基づいて毎月定期的にAPDは得られます。
景気が悪化して産業ガス消費量が減少しても、悪影響を受けにくい構造です。また、電力コストの高騰で産業ガスの生成コストが増えても、そのコスト増加分を顧客にチャージできるので、利益率が安定しやすいビジネスモデルとも言えます。
今2023年度9月期も、調整後EPSは約10%の成長(9~12%増)を会社は予想しています。