12/5-9に、マイクロソフト、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ハネウェルインターナショナルから合計5,700円の配当金を受領しました(1ドル=136円換算)。
今年3月からの累計受領額は15万円となりました。
ハネウェルが5%増配 株価は昨年末は横ばいと底堅い動き
航空・防衛などのコングロマリットのハネウェルインターナショナルは、5%増配が反映されました(1,700円受領)。13期連続増配となります。
株価は昨年末とほぼ変わらずとなっており、ジョンソン・エンド・ジョンソンと同等のパフォーマンスをみせています。
主力の航空機部門が20%台の増収と好調
海外旅行の回復を受けて、主力の航空事業が堅調です。2022年7-9月期の航空。宇宙部門の売上高は前年同期比6%の86.2億ドル(全社は2%増の262.8億ドル)で、利益率は27.1%でした(前年同期から0.1%pt低下)。
同部門は防衛・宇宙が12%減収の33.7億ドルと苦戦していますが、商用航空機はオリジナル機器が20%増の15.4億ドル(タービンエンジンなど)、アフターマーケット(保守交換部品など)が24%増の37.2億ドルと好調でした。値上げも寄与しています。
ハネウェルはさまざまな機器を納入し、そこから集めるデータをソフトウェアを介して効率化に繋げることを得意としており、航空機においても様々な機器やシステムを納入しています。
航空機部門の売上高の38%はアフターマーケットとなっており、飛行時間に応じた保守や修理の安定需要が期待されます。
長期的には2桁%台の年率換算売上高の増加を見込んでいます。航空燃料は、再生可能エネルギー(水素を含む)の活用にも取り組んでおり、長期的に機体のゼロエミッション化を目指しています。
航空機の運航コストを低減へ エアタクシーにも注力
このほか、無人飛行システムの実現にも注力しており、運航コストの低減ソリューションを顧客に提供していく狙いがあります。
エアタクシーも視野に入れており、2030年のアクセス可能な市場規模は310億ドルほどを見積もっています。
エアタクシーはボーイングやエアバス、ウーバーなどが推進中ですが、部品や飛行システムの面からこのような企業を支援しているハネウェル株にもビジネスチャンスが広がっていると言えそうです。