金融情報・調査会社のS&Pグローバル(SPGI)から四半期配当132円を受領しました
今回は1%増配となりました
3月15日時点の株価は年初来-4.0%で、S&P500(+7.3%)をアンダーパフォームしています
配当利回りは0.86%です
S&Pグローバルの業績動向
2023年度は金利が一段と上昇するなか、債券市場が低調となり、債券格付け需要の低迷から減益となりました
一方、株式市場が持ち直したことから指数事業は堅調で、自動車向けやMarkitなど調査・分析事業もそれなりに安定しています
債券格付け事業も2023年10-12月に増収となっています
2024年度は債券市場の回復が期待される中、SPGIの業績復調の年になりそうです
ただ、前期までの業績減速を踏まえて四半期配当はわずか1%増配と残念な状況です。増益回帰と共に、力強い増配を期待したいところです
2024~2025年度は10%台前半の増益見通し(市場予想)ですが、世界の株式や債券市場が金融政策の先行きを巡って不透明感が増しやすい状況下にあることを考えると、30倍弱のPERは割安感に乏しいですが、過去比で水準が切り下がっていることは株価にポジティブです
アナリスト目標株価平均は488.96ドルです
四半期配当金
(配当利回り、株価終値、ドル円は3月15日)