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2024年第24週(6月10日~14日)の配当金収入は、前年同週比+14%の16,230円でした(約定日および税引後ベース、1ドル=157.80円)
イーライリリー(LLY)やアプライド・マテリアルズ(AMAT)、マイクロソフト(MSFT)、シェブロン(CVX)など13銘柄から受領しました
(配当利回り、株価終値、ドル円は6月14日)
【増配】パーカー・ハネフィンが+10%、68年連続増配
資本財のパーカー・ハネフィン(PH)が1株当たり四半期配当を1.48ドルから1.63ドルへ10%増配しました
同社は68年連続増配となり、米国企業で最長クラスの連続増配年数を誇ります
【年初来株価】コンステレーション +83% イーライリリー +50% クオリティ・グロースへの傾斜増す
年初来騰落率は、原発大手のコンステレーション・エナジー(CEG)が+83.8%、LLYが+50.7%、AMATが+46.3%と大きくアウトパフォームしています
MSFT(+17.7%)はアップル(AAPL)と時価総額首位を巡りデッドヒートを続けており、最高値を更新しています
CEGとAMATはAI需要を背景に物色が続いており(ただしCEGは足元で上昇一服感)、直近ではブロードコム(AVGO)が好決算と見通しを発表したことが追加の好材料になりました
ハイテク株は金利上昇一服も追い風となっていますが、米国の労働や消費市場の減速感が強まっており、株式市場は業績の安定成長が期待される分野(ハイテクが筆頭)、クオリティやグロース系の企業に物色が限られつつあり、これらの銘柄群の独歩高の傾向が増しています
LLYはGLP-1薬が引き続き好調と見られるほか、アルツハイマー治療薬の承認可能性が強まったことが直近の最高値更新のドライバーとなりました
年初来が軟調なのはロックウェル・オートメーション(ROK)で、-18.1%です。景気減速を示す米経済指標が優勢となる中、同社を含む資本財・サービス株やハイテク以外の景気敏感銘柄への売りが強まっています
ハネウェル・インターナショナル(HON)は-0.1%ですが、直近では一部ブローカーが業績加速への期待からレーティングを引き上げるなど、株価に復調感が出てきています
【配当利回り】 シェブロン 4.2%、ホームデポ 2.5%
配当利回りはCVXが4.27%と高く、ホームデポ(HD)が2.59%、HONの2.07%が続きます
【年間配当収入】 18万8749円(+36%)
2024年の累計配当収入(外国株+S&P500とナスダックETF)は18万8749円で、前年同期比+36%、1週間当たり平均7,865円となっています