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5月22日〜26日に、コストコ、産業用空調・冷蔵のキャリア・グローバル、半導体資材のインテグリス、建機レンタルのユナイテッド・レンタルズから、合計約1,820円の配当金を受領しました(約定日ベース、1ドル=140.6円換算)。
年初からの累計は、8万1685円となりました(1週当たり平均で約3,890円)。
コストコが増配しました(前回比13%増配)。
配当利回りが比較的高いのは、ユナイテッド・レンタルズとキャリア・グローバルで1%台後半です。
コストコ・ホールセール(COST): 2-4月期決算は先々の業績好転の可能性を示す
コストコは2-4月決算は見かけ上のEPS(1株当たり利益)は市場予想を下回りましたが、チャーター便廃止に伴う特損を除外すれば、市場予想を上回る値となりました。
インフレ減速や先行きの輸送費低下(商品原価の減少)に伴う利益モメンタムの回復に対する期待が意識され、決算翌日の5月26日の終値は4.3%高でした。
株価はボックス相場が続いていますが、週次MACDは少しずつプラス転換を試しつつあり、業績の底入れ期待から株価の持ち直しを期待したいところです。
キャリア・グローバル(CARR): 2020年に新規上場、直近株価は買収発表が重荷に
同社は2020年にユナイテッド・テクノロジーズから分社・IPOしました。
IPO以降、配当は連続増配中です。年間増配率は20%超と高水準です。
直近の株価は、買収発表をきっかけに調整色がやや強まっています。
インテグリス(ENTG): AI相場で反発、増配は2年に1回
半導体の製造や開発に使われる様々な部材や薬品などで高いシェアを有しますが、半導体業界全体の生産が落ち込む中、業績が急低下、株価下落が目立っていました。
直近のエヌビディアの好決算と見通しに伴う半導体株全体の急騰に連れて、先週は同社株も大きく反発しています。
他社買収を積極的に進める中、1株当たり配当金はここもと2年に1回の増配となっています。
ユナイテッド・レンタルズ(URI): 2023年に配当支払いを開始、株価は調整局面
今年が初配当ですが(自社株買いも積極化)、3月の地銀破綻にともなう商業用不動産に対する警戒感(工事需要の減少)から、株価は軟調な展開が続いています。