税務会計ソフトのインテュイットが24日の寄り前で6%高です。
23日引け後に5-7月期決算を発表し、併せて20億ドルの自社株買い枠の新設(既存分と合計で35億ドル、23日時価総額は1,268億ドル)と1株当たり四半期配当額の15%増配(0.78ドル、23日終値比の配当利回りは0.6%)を発表しました。
2023年7月期の収入は前期比14~16%増、調整後EPSは15~17%増を見込んでいます。2022年7月期の収入は32%増の127億ドル、調整後EPSは22%増の11.85ドルでした。
株価は50週線を前にして、一旦反発商状がストップしました。バリュエーションは今来期16%程度の増益予想に対して、予想PERは30倍前後の水準と、過度に割高な水準とは言えなくなってきました(ポジティブ)。
業績の安定感が株価の評価につながりやすいソフトウェア銘柄と考えられますので、今後のじり高反発の展開に期待しています。