25日にペイパル株が6%近く上昇しています。
個人間送金アプリ「Venmo」が、米国Amazon.comとモバイルアプリでの支払いオプションに採用されると発表したことが好感されています。
アマゾンは9,000万人のコミュニティに注目か
アマゾンはPaypalを支払い手段に採用していませんが、約9,000万のアクティブユーザーを有するVenmoは、Venmoは友人間での送金や支払いにも利用されるなどコミュニティを形成しているため、Eコマースの拡大に寄与する可能性があると判断したようです。
ペイパルは10月17日には、新たなリワードプログラムを開始し、年末商戦での消費者の節約に寄与することを目指すと発表するなど、アプリや決済サービスの拡充の動きを加速させています。
ターンアラウンドを推進中のペイパル
ペイパルは費用削減を進め、よりロイヤリティの高いユーザー層のエンゲージメント向上に取り組む方針で、ターンアラウンドを目指しています。株価は夏場につけた安値から、底放れる兆しを少しずつですが見せつつあります。