ブロードコム(AVGO)から四半期配当金7.54ドルを受領しました(保有株数2株)
1株当たり四半期配当金は5.25ドルで、2024年は年間21.0ドルの予定です
2024年は14%増配、配当利回り1.23%
2023年12月支払い分より4.60ドルから5.25ドルに14%増配となりました。好業績の中、10%台の増配が続いています
2024年7月5日時点の年間配当利回りは1.23%となっています
今後の見通し
AI半導体が好調な中、その他の半導体が下期に回復見込み
2Q(2-4月期)決算の調整後EPSは6%増と成長率は限定的ですが(AI以外の半導体の落ち込み継続)、AI関連の半導体売上高は前年同期比280%増の31億ドルと好調でした
通期売上高見通しを、AI半導体売上高(前年同期比280%増の31億ドル)の好調を理由に500億から510億ドルに上方修正しました
セキュリティのVMソフトウェアも好調です。足元で低調なAI以外の半導体は2Qで底を打つとの見通しとしており、これらが実際に改善すれば業績の加速感が出てきそうです
2025年度が27%増益に加速する見通し
2024年度はVMウェア買収で売上高が大きく伸び、AI半導体の好調が引き続き寄与する見通しです
調整後EPSは14%増、2025年度は27%増と高い伸びが予想されています
アナリスト目標株価平均は1,888.71ドルで、5日終値に対して11%のアップサイドです(AVGOの最高値は1828.87ドルで現値段は7%安)
PERは2024年度調整後EPSベースで35.3倍、2025年度予想は27.8倍です。AIでの成長を期待にバリュエーションは拡大中で割安感に乏しいですが、PEGは2025年度ベースでは1.03倍と低く、AI以外の半導体が持ち直して来れば評価余地が高まりそうです
直近ではエヌビディアや同社など半導体関連が売られ、アマゾンやアルファベット、ソフトウェア株などが買われるなどハイテクセクター内でローテーションが進んでいます
半導体は一部アナリストがエヌビディアを格下げしたほか、トランプ再選可能性の高まり(対中貿易リスクが意識される可能性)以外に目立った悪材料は聞かれていません