エネルギー大手のシェブロン(CVX)から四半期配当5,734円を受領しました
今回は8%増配となりました
3月15日時点の株価は年初来で+4.3%で、S&P500(+7.3%)をアンダーパフォームしています
配当利回りは4.19%です
シェブロンの業績動向
世界的なインフレが一服し、原油価格などが低下したことで2023年度は大幅減益でした。市場予想では2024~2025年度に増益を見込んでいますが、業績が絶好調だった2022年度の調整後EPSの回復には遠いとの見方です
原油価格は中国需要の減速が重荷ですが、OPECによる減産延長やIEAによる石油供給不足予測など、足元ではポジティブなニュースが増えています
3月上旬以降、ハイテク株高が一服する過程で、エネルギー株がアウトパフォーム基調にあります
シェブロンは独立系エネルギーのヘス(HES)の買収で合意済みですが、3月に入ってエクソンがヘスのガイアナ資産取得に対する提案を行ったことで、ヘスにてシェブロンによる買収計画の検討を行っています
シェブロンは近年はガイアナなど権益拡大を図っているエクソンと比べて拡張の動きが遅れていたため、ヘスの買収可否が株価の行方を左右しそうです
四半期配当金
(配当利回り、株価終値、ドル円は3月15日)