コストコが5日の引け後に3月の既存店売上高を発表しました。
前年同月比で-1.1%、今期累計は+4.5%でした。
為替やガソリンを除くベースでは+2.6%(累計は+6.1%)で、2月の+5.0%から半減しました。米国が+0.9%、eコマースが-11.6%と低調でした。客足は+4.6%でした。
ガソリンは約2%ptのマイナス寄与でした。
カテゴリー別(為替影響を除く)では、食品が+1桁%台後半、生鮮食品は+1桁台%半ばでした。非食品が-1桁%台半ばでした。
タイヤ、ヘルス&ビューティ、アパレルは好調でした。家具、玩具、季節性商品、宝飾品は低調でした。
足元で米国の経済指標は市場予想を下回るものが増えており、コストコも生活必需品以外を中心に、減速感が顕著になっています。
3月の売上高は+0.5%の217.1億ドル、今期累計は+6.0%の1,378億ドルでした。
時間外取引で、株価は2%安となっています。