10/24~28の週は、マコーミックとマーベル・テクノロジーから配当金約1,340円を受領しました(1ドル=148円換算)。
今年3月からの累計受取額12万円超となりました。
調味料や食品大手のマコーミックは、先日の3Q(6-8月期)決算発表の前に通期見通しの下方修正を発表しました。同社はコロナ禍では内食需要の高まりから売上高全体の約5割を占めるコンシューマー事業が好調でしたが、コロナ明けで外食需要が戻る中、今度は外食むけのフレーバーソリューション事業の回復が期待されています。
しかし、消費者向けはボリュームとミックスが反動減に転じており(値上げでカバー)、またコスト増加圧力が根強く、中国のロックダウンの影響もあり、今のところ同社の業績はパッとしません。ひとまず、全社で費用を1億ドル削減する目標を置いたことから(2021年度11月期の売上高は63億ドル)、今後の進展に注目したいところです。
今年の年間配当は1.48ドルで、前期比9%増の計画と株主還元の意欲は旺盛です。ただ、来期2023年度の調整後EPSが今期比9%増の回復が見込まれている(市場予想)中でも、来期予想PERが26.5倍と割安感に乏しいです。
当目は、同社よりも業績が好調なコカコーラやペプシコなどが食料品株の中で引き続き選好されそうです。