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アマゾンが逆行の4%高、20分割が承認

31日にアマゾン株が4%高と逆行高となりました。

27日に株式の1対20分割が株主の賛成多数で承認され、投資家による新規買い入れ期待が高まったようです。

27日時点の株主に1株に対して19株が充てられ、分割後ベースでの取引は6月6日からとなります。

アマゾンは1-3月期決算で、過剰な設備投資や採用が明らかとなり株価は急落しました。ウォルマートやターゲットなど一部の大手小売で在庫余剰感が強まっていますが、人員採用需要が一服していると推察されます。4-6月期決算も費用が重荷になりそうですが、小売業界の過剰感は賃上げ一服を通じて、アマゾンの人員コストの抑制につながりそうです。

4月の米小売売上高で、無店舗小売は前年同月比12.7%増でした。米国でモノからサービス消費への移行が強まっていますが、今のところEコマース売上高は底堅さがうかがえます。

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