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【配当金】マリオットが33%増配 高利回りのブロードコムやEOGも増配

2023年1月2-7日に、ブロードコム(AVGO)、インターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE)、EOGリソーシズ(EOG)、アルベマール(ALB)、マリオット・インターナショナル(MAR)から5,200円ほどの配当金を受領しました(1ドル=132円換算)。

マリオットが33%増配と自社株買い枠を追加、業績好調も2023年は慎重姿勢が強まるか

マリオットは2022年11月10日に、1株当たり四半期配当学を従来の0.30ドルから0.40ドルへ33%引き上げ、自社株買い枠を2,500万株追加するとも発表しました。

発表時点の承認株数は約3,080万株で、11月9日時点で1,160万株、18億ドル相当の買い入れを実施していました。2023年1月7日時点の時価総額は485.5億ドルです。

株価は昨年末にかけて軟調でしたが、世界的に旅行需要はまだ回復基調・底堅さを保っています。2022年8-10月期の総収入は前年同期比35%増、希薄化後EPSは2.9倍でした。

ここから先は中国需要の回復が追い風になりそうですが、世界的には景気懸念が増すことから、慎重姿勢が強まりそうです。

株価は200週線を下値サポートにするような展開となっています。目標株価コンセンサスは173.58ドルです(1月7日終値は153.38ドル)。

ブロードコムやEOGリソーシズも10%台の増配を発表 ロッキードと共に高利回り銘柄

ブロードコムとエネルギー大手のEOGリソーシズも、直近発表した増配が反映されました。

配当利回りはそれぞれ3.1%、2.6%となっています。防衛大手のロッキードと並び、高配当利回り銘柄となっています。

ブロードコムは高配当利回りを支えに、半導体株の中では株価の底堅さが光っています(昨年の株価は16%安)。

EOGリソーシズは米国内での掘削をメインとしていますが、テクノロジーを活用し、比較的ローコストでの掘削に強みがあるとして、昨年評価を高めました。

原油高で業績が好調だったことから、1株当たり四半期配当0.83ドルに加えて、特別配当1.5ドルも支給しています。この1.5ドルも加えると、年間配当利回りは3.8%となります。

アルベマールはテスラ株と共に急落、今後はリチウム価格の低下に直面か

リチウム掘削大手のアルベマールは株価が軟調です。

EV販売減速懸念のテスラ(TSLA)の株価急落が直撃しています。中国での販売奨励金が切れることや、足元でテスラを含む多くの中国EVメーカーが値下げに踏み切っていることから、ここまでリチウム価格の高騰を享受してきたアルベマールなど掘削企業には、リチウム価格低下という大きな逆風が吹きそうです。

私は長期的にはEV需要の拡大とアルベマール株の値上がりを期待していますが、当面は厳しい株価展開が迫られそうです。

アナリストの目標株価コンセンサスは313.32ドル、まだかなり高い水準となっています(1月7日終値は221.64ドル)。

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